ハーブ

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ハーブ (herb) は、元来ラテン語草本性の植物、つまり草を意味し、一般にハーブという場合、特にヨーロッパ用の薬草やスパイス等として有用な草全般を指す。劇薬として有用なものをも含むため、いわゆる有毒植物もハーブに含まれる。また、毒性が少なくとも大麻のように法律によって規制され、栽培に許可が必要なものもあるため、注意が必要である。

ただし、ハーブという植物は実際には存在しないし、このため、人により線引き、分類は大きく変わる。例えば、語源からすると、元々木本植物は有用植物ではあってもハーブではなかったと思われるが、現在ではローズマリーローレル等、木本植物であっても、一般にハーブとして扱われる物も多いし、ヨーロッパとは関係が無くても、薬用や調味用に小量使われる草もハーブと呼ばれている。

又、ローズヒップ(バラの果実)の様に、植物全体としては通常ハーブには含まれないが、その実や花弁等の有用部分のみを指してハーブと呼ぶようなものもある。更に、一般的な植物名とは別に、ハーブ等として利用する時に使用される固有の名前を持つものも多い。

2007年2月5日月曜日

ハーブティーの入れ方

ハーブの香り http://www.herb-scents.org/ こちらのサイトから引用させていただきました。

ドライハーブを使って


1人分はティースプーンに約1杯。
数人分の時には、さらにポットの分として一杯多く入れます。
細かいものはやや少なめに。
ホールのものは細かくする必要はありません。

ティーポットとカップは、あらかじめ温めておきます。

ハーブを適量ポットに入れます。
一度煮沸させてから、一呼吸置いた熱湯を注ぎ、
香りを逃がさないようにすばやく蓋をして、3~5分置きます。
しかし、この時間はお好みで、30秒から。
決してルールはありません。
個人によってお好みが異なるからです。
あなた自身のお好みで、何秒だろうが、何分だろうが、
構わないのですよ。


フレッシュハーブを使って
1人分はティースプーンに約3杯。
フレッシュのときには、ドライの3倍と覚えておきましょう。
10cmくらいの枝1~2本を一人分としてみましょう。

さっと洗い、水気をきっておきましょう。

柔らかい部分は枝ごと、枝の固いものは、葉だけとりましょう。

ポットに合わせて、適当な大きさに切りましょう。
余り細かくするとフレッシュの場合、青臭くなります。
また、少な目の大き目のままのハーブで入れたほうが、
ドライを入れたときには味わえない贅沢感も楽しめます。



ハーブティーの飲み方
ハーブティのもつ香り、色、味、雰囲気を楽しんでください。
二煎まで有効です
色の点で言うと、フレッシュの方が透明感があります。
それぞれのシンプルズでドライとフレッシュを味わって、
特徴を実際に掴み、お好みを見つけていきましょう。
市販のティバックや外国製のものは濃く感じるでしょう。
人に勧める場合には、人の好みがありますので、
そのことを大事にしましょう。



素材の扱い方
ドライの場合
ホール状のものは、余り細かくしないでそのまま使いましょう。
使用した残りは密閉容器に入れ、冷暗所に保存。
素材は、よく売れるショップで新鮮なものや、売れ筋のものを入手しましょう。
ドライをいきなり温められたポットの中に入れないようにしましょう。
必ずスプーンにとってポットに入れます。
湿気を防ぎ、カビを防止する上で大切なことです。

フレッシュの場合
必要に応じて、その時々に摘みますが、午前中の余り太陽の
高くならないうちにその日に使う分を採取しましょう。
この時間帯が、ハーブの最も香高いのです。
茶色い部分は摘まないようにしましょう。
脇目の生えてきている上の部分で摘むと、
使いながら株を増やすことができます。
花のお茶は、咲く一歩手前のものを選びましょう。
洗うときは、冷水や熱い熱湯は避け、水やぬるま湯でさっと洗い流して、
水気をよく切っておきます。

ドライの作り方
指でつまむと、バリバリ音をたてて崩れるような状態になるまで乾かします。
直射日光を避け、乾燥した暖かい風通しのよい場所を選んで、
すばやく乾かします。
自然乾燥の場合、長くても10日くらいを目安にします。
花をドライにするときには、3通りあります。
枝ごと乾かす、ガクの上から花だけ取って乾かす、花びらをばらして乾かす。
葉の場合も3通りあります。
枝ごと乾かす、小束にして乾かす、葉だけ取って乾かす。
逆さに吊るすか、花びらや葉はざるやかごに入れて吊るすと良いでしょう。
食器乾燥機、オーブンの余熱を利用する方法もあります。
電子レンジは、加熱が急速ですので、チリチリにならないように、
様子を見ながらやりましょう。
エアコンの噴出し口に吊るす方法もあります。
乾燥したものは、密閉容器に乾燥剤と一緒に入れて、
冷暗所で保存しましょう。
ハーブは乾燥していても、生きていますので、なるべく一年以内に使いきりましょう。

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